2018年4月27日
PAF組み立て講習を受講しました。
PAFとは衛星とロケットの結合部分で,Payload Attach Fittingの略称です。
衛星側の衛星フレームとロケット側のPAFをクランプで結合します。
実際のPAFは上の写真の棒状の部分の横に火工品(ボルトカッター)が取り付けられ,
ボルトが切断し,クランプバンドが一気に取り外されて
衛星が宇宙空間に分離します。
今回はEMで使用する試験用PAFの組み立て講習のため,
火工品は付いていません。
主な作業はボルト締め→ハンマリング(上の写真)
の単純な作業ですが,ハンマリングは2人の息が合ってないと中々難しいです。
↓↓↓作業の様子です↓↓↓
試験用PAF本体です。
円管の中の3つの土台は衛星底部にある分離検出スイッチの土台です。 |
クランプバンドの締め付け力はホイートストンブリッジ回路で増幅して測定します。
歪みゲージを使用するのと同じ仕組みです。 |
ボルト締め付けの様子です。
ある一定の締め付け力になったらハンマリングを行います。 |
分離スイッチが土台にちゃんと乗っているかの確認です。 |