2018年7月9日~2018年7月11日
てんこうFM振動試験を行いました。
試験条件はSTMとEMの振動試験時よりも低いレベル(ATレベル)です。
今回の試験では、前回搭載していなかったソーラーセルを含め、すべての電子機器類、センサー等を
衛星に搭載して振動試験を行います。
JAXA関係者の立会いでの試験だったため、緊張感が漂った空気の中4種類の加振を行いましたが、
結果としては、固有振動数が基軸方向に650Hz、基軸直行方向に98Hz、95Hzとなり、規定以上の剛性を
得ていることが分かりました。そのほか、ボルト等の緩み、内部のシステムの不具合も無く、振動試験を終了
することができました。
振動試験時の様子です。↓↓
ソーラーセルが割れないように保護カバーをします。 | 振動試験の合間のトルクマークチェック |
インヒビットの確認をマルチメーターで確認します。 | Y,Z軸の振動試験です。 |